「オープンイノベーション」という言葉がいま脚光を浴びているわけなんだけれども。
上司が話し始めて、改めてオープンイノベーションを考える。
そもそも、オープンイノベーションって?wiki様では以下のように説明されています。
オープンイノベーションオープンイノベーション(英: open innovation)とは、自社技術だけでなく他社や大学などが持つ技術やアイデアを組み合わせ、革新的なビジネスモデルや革新的な研究成果、製品開発につなげる方法である。 ハーバード・ビジネス・スクールのヘンリー・チェスブロウ(英語版)助教授によって提案された。
さて、で、話題は一旦ふたつ。
- オープンイノベーションってそもそも何故うまれたの?<起源>
- もっと身近に、分かりやすい言葉を。<フレネミー>
オープンイノベーションの起源
オープンイノベーションが生まれたのはアメリカだけれども。
日本より企業間訴訟の話は格段に多いアメリカで、ですよ。そんなアメリカだから、ですが。
日本より企業間訴訟の話は格段に多いアメリカで、ですよ。そんなアメリカだから、ですが。
理由は二つなんじゃないかというお話。
1)企業内というクローズ環境では限界がある
思考は凝り固まるわ、資源やリソースや予算にも限界がある
だったら、垣根を越えてより得意とする人にその分野・仕事を割り振った方が効率的かつ革新的では?
そもそも業務提携って元々ある言葉だけど、そういうことだよね。それをもっと垣根を超える感じ。
2)訴訟だの権利だの言い合いに、疲弊した
「A社がB社の権利を侵害したとか、牽制とか賠償とか色々裁判しすぎたよね。」
「色々裁判して我慢しあったり生産性のないことをずっと話してるよね」
それより、
「技術なりなんなり認め合って、うまく合せていいものつくっていく方が効率的だし生産的だし楽しいよね」
そういうことなんじゃ。
「技術なりなんなり認め合って、うまく合せていいものつくっていく方が効率的だし生産的だし楽しいよね」
そういうことなんじゃ。
フレネミーという付き合い方
フレネミーとは二つの言葉の掛け合わせなんですが。↓
フレンドリー(友好的)
フレンドリー(友好的)
×
エネミー(敵対)
相反するようで、どういうことなの?てことかもしれないけど。
オープンスペースで、ライバル会社のA社とB社がお茶をしたり仕事をしてたりするところを想定してください。
- フレンドリー
B社「君らの目の付け所ホントいいよね、でもこんな機能くわえたらサービスもっとよくなるんじゃない?」
A社「流石同業界でのライバル!同じところに技術革新を見ていたかー、それは納得!それいいな!」
- エネミー
A社「こういう新技術っていいと思わない?」
B社「おまえクソだな!そんなことしたら、そのチンケなメリットの代わりに◯◯みたいなデメリットがついてくるだろうが!」
A社「そのデメリットは△△で補填したらいいだろ!俺らの業界が目指すのは××じゃねーの?」
B社「いいや、考えが甘いね!それは~~~~」
両方、成り立つことなんですね。
からの、
- コラボレーション(オープンイノベーション)
A社「うちの◯◯が、B社の△△と合わさったら、すっごいイイ商品できるくね?」
B社「…!それは俺も考えていたところだ!」
A・B社「一緒にしようか」
とかね。
それが、自然に行われる社会だともっと世界は回り出すのかね。
そういう話。
でも、中国では「オープンイノベーション」て言葉が流行しないくらい「普通」なんだそうですよ。
パクり文化ってのもあるからでしょうけれど、いいものを元に効率的に。(訴訟になったらその時考えよう)
中国の人は、そういう意味ではとても革新的ではあるのかも。
そういう話。
でも、中国では「オープンイノベーション」て言葉が流行しないくらい「普通」なんだそうですよ。
パクり文化ってのもあるからでしょうけれど、いいものを元に効率的に。(
中国の人は、そういう意味ではとても革新的ではあるのかも。