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メーカー広報の狗が壁にぶち当たりながら徒然なるままに書き綴る。 //神戸(芸大)→東京(Webマーケもどき)→神戸(メーカー広報の狗)

オープンイノベーションを当たり前に

オープンイノベーション」という言葉がいま脚光を浴びているわけなんだけれども。
上司が話し始めて、改めてオープンイノベーションを考える。

そもそも、オープンイノベーションって?wiki様では以下のように説明されています。
オープンイノベーション
オープンイノベーション(英: open innovation)とは、自社技術だけでなく他社や大学などが持つ技術やアイデアを組み合わせ、革新的なビジネスモデルや革新的な研究成果、製品開発につなげる方法である。 ハーバード・ビジネス・スクールのヘンリー・チェスブロウ(英語版)助教授によって提案された。

さて、で、話題は一旦ふたつ。
  • オープンイノベーションってそもそも何故うまれたの?<起源>
  • もっと身近に、分かりやすい言葉を。<フレネミー>

オープンイノベーションの起源
オープンイノベーションが生まれたのはアメリカだけれども。
日本より企業間訴訟の話は格段に多いアメリカで、ですよ。そんなアメリカだから、ですが。
理由は二つなんじゃないかというお話。
 
1)企業内というクローズ環境では限界がある
思考は凝り固まるわ、資源やリソースや予算にも限界がある
だったら、垣根を越えてより得意とする人にその分野・仕事を割り振った方が効率的かつ革新的では?
そもそも業務提携って元々ある言葉だけど、そういうことだよね。それをもっと垣根を超える感じ。
 
2)訴訟だの権利だの言い合いに、疲弊した
「A社がB社の権利を侵害したとか、牽制とか賠償とか色々裁判しすぎたよね。」
「色々裁判して我慢しあったり生産性のないことをずっと話してるよね」
それより、
「技術なりなんなり認め合って、うまく合せていいものつくっていく方が効率的だし生産的だし楽しいよね」
 そういうことなんじゃ。


フレネミーという付き合い方
フレネミーとは二つの言葉の掛け合わせなんですが。↓
フレンドリー(友好的)
×
エネミー(敵対)
相反するようで、どういうことなの?てことかもしれないけど。
 
オープンスペースで、ライバル会社のA社とB社がお茶をしたり仕事をしてたりするところを想定してください。
  • フレンドリー
B社「君らの目の付け所ホントいいよね、でもこんな機能くわえたらサービスもっとよくなるんじゃない?」
A社「流石同業界でのライバル!同じところに技術革新を見ていたかー、それは納得!それいいな!」
  • エネミー
A社「こういう新技術っていいと思わない?」
B社「おまえクソだな!そんなことしたら、そのチンケなメリットの代わりに◯◯みたいなデメリットがついてくるだろうが!」
A社「そのデメリットは△△で補填したらいいだろ!俺らの業界が目指すのは××じゃねーの?」
B社「いいや、考えが甘いね!それは~~~~」

両方、成り立つことなんですね。

からの、
  • コラボレーション(オープンイノベーション) 
A社「うちの◯◯が、B社の△△と合わさったら、すっごいイイ商品できるくね?」
B社「…!それは俺も考えていたところだ!」
A・B社「一緒にしようか」
とかね。


それが、自然に行われる社会だともっと世界は回り出すのかね。
そういう話。
でも、中国では「オープンイノベーション」て言葉が流行しないくらい「普通」なんだそうですよ。
パクり文化ってのもあるからでしょうけれど、いいものを元に効率的に。訴訟になったらその時考えよう) 
中国の人は、そういう意味ではとても革新的ではあるのかも。

サービスは、ニーズでなく、ウォンツでつくる

本日のお題は、

  • サービスは、ニーズでなく、ウォンツでつくる
  • 情報や必要性には、度合いを付ける
  • 確からしい情報から埋めていく

 
サービスは、ニーズでなく、ウォンツでつくる
ニーズばかりで固められたサービスは面白くない。
「これはこうあるべき!」で固めたサービスは、必要かもしれないけれど、
「これは別に絶対必要じゃないけど、あったらいいよね!」のあるサービスは、面白い。
無いと困るわけじゃないけど、あったら嬉しい
そういうウォンツサービスには大事なんじゃないか、という話。


情報や必要性には、度合いを付ける(◯△×)
情報には優劣もあるし、判断には「即決」もあれば「停滞→ようやく決断」もある。
テストで合格といわれても、内訳は70点の人もいれば、100点の人もいる。
合格なら合格でそれはいいんだけど、点差は認知しておこう、という。

からの

確からしい情報から埋めていく
強い感覚や確信で穴を埋めていき、悩むところで考えすぎて時間を消費しない
 =テスト等で分かる問題を解き、分からない問題は飛ばす方式
結局、その方が必要な情報が浮き彫りになる


仕事は楽しく、効率的に。必要なことを、生産的に。
over.
 

VIPとMVPの違い

ふとね、当たり前に使われてる言葉の由来とか、そういうの考えるの大事だと思うんですよ。
自分の常識、世間の非常識」って言われないようにね。

さて、今回はVIPMVPってどういう意味?
雰囲気で文脈的に察してるけど、だからつまり何?って聞かれたら
ちょっとシドロモドロするので訊かないでください(汗)っていうね。

VIP
Very Important Person(とても大切な人)
MVP
Most Valuable Player(もっとも価値のあるプレイヤー・人)

らしいですよ。だから、
「VIP待遇」は、特別待遇(大切な人の為の待遇)だし、
「今週のMVP」は、今週とても価値あることをした人だし、
使い分けはしっかりしましょうね。
MVPはPlayerだからスポーツとかに使われがちですけど、他の場面でも全然使って大丈夫です。

そんな、違いでした。

はじめから100点をとるな

尊敬する上司が表題のことをインターン生に話していて、なるほど。と思ったので筆を執りました。(とったのは筆ではなくPCですが)
今回のトピックはこちら。

  1. はじめから100点をとるな
  2. アウトプットをためらわない
  3. やりたいこと、やるべきこと、やれること

はじめから100点をとるな

それを傍目で聞いた時は「え?一発100点ならすごいじゃん」と遠巻きで見てたわけですが、
着目するのは点数だけじゃない、ってことなんですね。もっと間違えてくれ、そういうこと。

お前が100点取ると俺の指導するスキがないじゃないか」そして「お前ならもっと早くも仕上げられたのに」と。
ゴールとして100点があったとしても、色んな途中地点が無数に存在しているわけですね。

・中間地点で間違えたこと

・苦手なこと

・理解をすっとばしていること

・資料化しないところで理解できていないところ
 

それを100点を取ることだけが目標だと誤認して、
一人で黙々と考えていることはトータルすると不正解だ、と上司おっしゃっていたのではないかと。
○│クオリティ(完成度・質)
✕│スピード(速さ)
✕│ラーン(学び) 他にも項目はあるでしょうが。
そして、部下を理解するという上司の仕事すらできなくさせてしまっていた、ということですね。 

20140810115831
一発で100点を取る、と引き換えにした機会損失が色々あるわけです。
・人とのコミュニケーション
・合格を出すまでの時間短縮
・新しい考えや学びや刺激
・部下の特性や得意苦手を上司に理解させる機会

だから、もっと間違えろ、という表現をしていたんですね。

いやぁH野さん、まじカッコイイ…

そこで、出てくるのがコレ。

アウトプットをためらわない

  • 違和感はあるんだけど、説明できない
  • 見せて怒られたり、見当違いだと恥ずかしい思いをしたくない
  • 上司にそもそも声をかけづらい/手を煩わせるのが心苦しい
アウトプットを躊躇う(上司に見せるのが結局のところ遅れてしまう理由)って私は大体上記だったんですね。
以前の上司がコミュニケーションを取りづらい人だったとかいうのも起因してたりするんですが
それでも、尊敬するこの上司は言ったわけですよ。
  • 説明できない明文化できないことにヒントや打開策がある
  • サービスってのはみんなで作り上げてるから一人の失敗や案だし程度で足を引っ張られることはない
  • 直観は大体あってる(その直感が働かない奴もごまんといる)
  • 俺や周りに自分を理解させるチャンスだ
  • 黙って一人で黙々とされる方が生産性が悪い
軽い感動でしたね。そりゃそうだ、ってなるんですけど。でもそれを明言化できるのもカッコイイなって。
というわけで、アウトプットは自分の為だけでもないし、相手だけの為でもないし、結局のところ効率化でもあるわけです。

いやぁH野さん、まじカッコイイ…

 

やりたいこと、やるべきこと、やれること
これは良くある話ですね、よく聞くのでは?知らないなら思考の中に定着させるべきだと思います。 

キャプチャ
仕事でも生活でもあてはまる、大事なことですね。
  • 最悪な例
・やるべきだけど、やりたくない(モチベーション低)
・やるべきだけど、できない(物理的に、あるいは精神的に)
・できるけど、やる必要がない(無意味)
・できるけど、やりたくない(消去法で当てこまれる感じ)
・やりたいけど、やるべきでない(優先順位低い、ただの自己満足)
・やりたいけど、できない(物理的に不可能。能力が足りない。)
  • ちょっと残念な例
・やりたいし、やるべきだ。できないけどね。<実現不可能>
・やれる(実現可能だ)し、やりたい。やる必要ないけどね。<無意味>
やれる(実現可能だ)し、やるべきだ。別にやりたくない(気ノリしない)けどね。<強制>
  • 生産性のあること
やりたいし、やるべきで、できること
キャプチャ02

  • 例えば、具体例で表現すると。
・洗濯は、するべきだし、できるけど、やりたくない。(面倒)
・料理は、やりたいし、やるべきだけど、できない。(料理下手)
・漫画を読みたい、読める、でもやるべきでない。(仕事を放棄して漫画読むとかちょっと…)

3つ全てを満たすのは、、
・寝たい、寝なきゃ、寝られる。(寝なきゃ限界来るぞ)
・食べたい、食べなきゃ、食べれる。(食べなきゃ死ぬぞ)
・トイレに、行きたい、行かなきゃ、行ける。(我慢すんな、行け)
■仕事なら
・本を執筆する人は、書きたい(制作欲求)、書くべきだ(仕事)、書ける(能力がある)
・プロジェクトを、やりたい(挙手・提案)、やるべきだ(売上をあげるために)、やれる(リソースを裂ける、実力がある)

条件を満たす仕事を見つけられたらベスト。生産性のある仕事が出来るはず。

それと、それが十分になったら今度は醸成させればいいんですね。
(ちょっと残念な例)だったもの
やりたいし、やるべきだ。できないけどね。<実現不可能>
→実力不足なら、スキルアップを。物理的に実現不可能なら別の提案を。
やれる(実現可能だ)し、やりたい。 やる必要ないけどね。<無意味>
→付加価値をつけて、必要性の出る案件にする。挿げ替える。
やれる(実現可能だ)し、やるべきだ。別にやりたくない(気ノリしない)けどね。<強制>
→やりたくないのは何故か、を解決する。


そんな、上司からの言葉を反芻。
いやぁH野さん、まじカッコイイ…(大事なことなので二度いいまs…ry)


 

ポリシーはあるか。│HONDA

ふと古い話題を思い出した。
タイトルとなっているコピーをご存知だろうか。HONDAのとある車のコピーです。

まぁ焦らしてもしかたがないので今回の記事の元となる流れを先に述べてしまいます。
  • HONDAがストリームという新車種を発売
  • TOYOTAが設計等々を真似しウィッシュという新商品として安めの値段で発売
  • TOYOTAのパクりを受けて、HONDAがストリームの宣伝に表題のコピーを打ち出した
つまり、
HONDA「TOYOTAさん、こちとらロマンかけて作り上げた車なんですけどね、
そんな簡単にパクりとかしちゃうんですね。ポリシーとかプライドとかないんですかねェ…」
ということなのかな、と。因みに↓そのCM。

 そして、左がHONDAストリーム、右がTOYOTAウィッシュ
main_color01TO_S014_F002_M001_1_L
この一連の流れについて、色んな意見や感想があると思うんですよね。
ほぼ同じ利便性のものを安く提供してるんだからいいじゃん?
パクりとかダサいし、卑怯。ちょっとどうかと思う。
真似されたくらいでムキになっちゃって心狭くね?
とかね、色々ね。
肯定的だったり否定的だったり無関心だったり。
  • 自分が作り手(開発者)だとしたらどう思うんだろう…
「0ベースで色んな壁にぶつかって必死こいてやっとこさ作り上げたロマン(車)をパクリやがって…!」
「どうせ作るなら真似するより自分ら独自のものを作ればいいのに」
「真似されるってことは、いい商品だという証明だな。真似したいくらい良い商品を我らは作り上げた」

まぁ、とあるインタビューで開発者は「ムカつきより呆れた」と述べていたそうだが。
  • そして消費者ならどう思うだろうか
「同じ性能なら安いほうがいいわwww」
「あれ、同じに見えるのに安いってことは何を削ったの?安全性?大丈夫?」
「これストリームが先駆けなのにパチモン乗るのダサいなぁ」

色んな意見があると思います。
あえて言うと私はホンダが好きなので、ホンダ推しなんですが。(贔屓)
HONDAストリームの方が高いのは、専用部品が多いため原価率が高いんだとか。(噂レベルの信憑性)

【注意】
これから私が書くのは、真実とかじゃないかもしれない私の思い込みの話です。
鵜呑みにしないでください。気になったら、自分で調べてくださいね。


ホンダとトヨタの違い
私は車は好きですが別に詳しくはないんですよね。
せいぜい私が見聞きしてる(間違いがあるかもしれない)個人的認識では、
ホンダは、ロマン。
トヨタは、効率。

ホンダは、0から100まで、商品の企画から部品も設計も自社内でトータルでやる。
トヨタは、自分とこでやらなくてもいい、部品も企画もよそのものでいい。安く多く、ビジネスする。
別にどっちも悪くないと思うんですよ。ホンダがすきだが、寧ろトヨタの方が賢い気さえする。

随分前に読んだけど、私の認識の部分部分にはこの本の要素が入っている気がする。

多分、現代的にコスパが〜とか言い出したら、そりゃ同じモノなら安く多く作れる方がいい。
でも全く同じじゃないから、別メーカーなんだし、別価格だし、別の想いがあるんだよね。
ロマンとかコダワリで効率とか採算とか合わないならどうなの…ってのもあるかもしれない。
でも違うと思うんだよね。

ロマンって言葉だけのもの?車ってなんのためのもの?
移動手段だけど、中にいる人間を守るものでもあるよね?
こんな記事とかね。(米の新衝突テストで、ホンダとスズキが最高評価 トヨタは最低評価に
安くすることで削ったものは何か、って考えてください。
安全性だったり、プライドだったり、作るまでの時間だったり。それは良くも悪くもです。

生産ラインのことはわかりませんからね、
私は自分がモノを作り出す側の人間だと思っているから0から作るのは楽しい。しんどかったりもするけど。
逆に、採算が合うからという理由で、決まりきった「言われ作業」に徹するのは、つまんない。
だって決まったことを頭も想いも使わずに作るなら、自分じゃなくてもいいじゃん。って思うんですよ。
だったら、自分にしかできないことやりたいじゃん。ちょっとくらい効率悪くたって想いをこめたい。
モノのクオリティに頭を使うか、生産という仕組みの方に頭使うか。という話なんだけど、
今は「商品そのものを作る」についてフォーカスして話してますよ。念のため。


ロマンは現実を形成する
ロマン」ていうのはチープに聞こえるかもしれないけど
内包されてる想いは現実的だったりすると思うんですよ。ものづくりですからね。
ユーザがどんな気持ちで乗るのかな?助手席の人と笑って楽しみながら目的地に向かってほしい。
きっと家族で乗るなら距離感は?窓から見える景色は?じゃぁ窓のサイズは?高さは?
どんなに気をつけても事故は起きるよね、でもじゃぁその時に大切な人を守るためにはどんな設計がいる?
 まぁ、知らないですよ。HONDAの開発現場知りませんし。妄想です、妄想。
別にTOYOTAをdisってるわけじゃないです。(TOYOTAにいる友人はスゲー良い奴だし、頭いいし、仕事もできるし、熱血だし。)
でもホラ私って、ただのイチ消費者ですから。何の責任もない、ただ勝手なことをいう立場ですから。
 

ダメですね、好きなモノとかロマンを語りだすと無駄に長くなる。。。

とかいいながら、私の持ってた車はダイハツ(TOYOTA傘下)だったんですけどね。(ぇ)
理由は、知り合いづてに当時一番早く手頃に入手できる軽自動車がソレだったから。です。
ロマンとかあーだこーだ言ってたのはなんだというのか…。 まぁ、そんなもんなんだよね。
安いというのもマーケティング(戦略)だし。
でも次のは、自分の想いと一緒にいる人を安心して乗せられる車を買いますよ。

ポリシーはあるか。
これが話題でしたが、パクリとかアオリとか、海外じゃ別によくあることですけどね。(今更)
BMWとAudiとか、ググったらわかると思うけど。笑っちゃうくらいアオリあってますからね。

という、話でした。 

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

「やるべきこと」は100分の1になる!

冒頭のアオリは、この本の帯に書かれていた売り文句だ。
内容を読んだ結果、このアオリ自体のコピーを責めるつもりは一切ないものの「そうだといいね~」となる。
読んだ全ての人がそうなれればよいが、感覚としては「そうなるための思考法」である。
(そういう意味ではやはりアオリは間違っていないわけで)

というわけで、個人的に本の内容をまとめてみる。

[イシュー]=[何に答えを出すべきなのか]
そもそも、イシューとは何か?
書籍内では、イシューは「何に答えを出すべきなのか」ということを意味する言葉として冒頭で説明されている。
これをまず頭に入れて読み進めないと混乱だけを招くと思われた。とはいえ抽象的な表現であるとは思う。
つまり、生活や仕事でトラブルが起こった時に、結論をどうするのか?あるいはそもそも結論を出す必要があるのか?という解決とされる本質的な部分を考えよう、という内容と私は受け取った次第である。

量ではなく質
「バリュー」のある仕事をせよ、とのことらしい。非常にもっともである。
「10時間働いてレポート5枚」より、「2時間働いてレポート5枚」の方が 
クオリティを担保した結果が同じなら後者の方がいいのは一目瞭然。
長時間働くことがよしとされるのは古いと日本のビジネスマンも分かりだしているものの
行動に移せていないのでそろそろ「知っている」から「そうしている」に変えようじゃないか、まずは自分から。考えから。という感じに受け取った。
説明冒頭の話は、そりゃそうだ、そんなことができるならな!(投げやり)と受け取れるので補足しておく。
結局10時間かけて100枚のレポートを書きあげても本当に必要で重要なのは内5枚程度だ。
であれば、2時間でその必要な5枚を仕上げればよい。無駄なことはやらなくていい、ということ。

「悩む」でなく「考える」
これは私も以前から考えていることなので非常に納得である。
  • 悩む」とは、答えの出ないことに対して考えたふりをしている。あるいは答えに想定がついているのに引き延ばしている状態のことを言う
  • 考える」とは、答えの出る物事に関してその解を導き出すために思考することをいう
自身のことを相当のバカではないと思っているなら、伝わるはずなのだが
自分が一生懸命考えて5分~長くても30分考えても
打開策やそのヒントも見つからないような問題は、物理的に或いは今の自分では
そもそも解の出ない事象なのである。そんなことを考え続けていればそれは不健全である。答えがないのだから。
だから、自分が今「悩んで」いるのか「考えて」いるのかを自身で把握・自覚することが必要だ。
悩んでいる、と感じたら即刻思考を切り替えるべきである。

仮説があってこその分析
仮説がないのに分析や情報収集しても意味がない、
何を目的としているかによって分析の手法や項目は変わるからね。
しかし自分の仮説を証明する情報収集であってはならない
この仮説を証明する~は本当にキモだと思ったね。うんうん、あるある。
仮説が希望的観測になってはいけない。
情報を捻じ曲げたり、そうと思われる情報だけをキュレーションしちゃいけない。情報にはフラットに向き合う
分析とは、測った指標を何かと「比較」することだ。
リンゴがあったとして、「大きい・小さい」の議論は対比物がないと成り立たない。
ミカンに比べて大きい、とかメロンに比べて小さい、とか比較対象がないと情報の見え方は変わってしまう。

個人的まとめ
要するに、私が受け取った情報は、
  • 問題の捉え方に対して、そもそも論を考えられるようにしようぜ!てことだと思いました。(小並感)
そもそもこの問題は解決すべきなのか?
そもそもこれは問題は解決することにインパクトはあるのか?
そもそもこれは問題なのか?そもそも問題提起を間違っていないか?

 ex)売上が下がってきたブランドの改善をしよう。ブランド名を変えるべきか否か?
 →そもそも何故売上が下がっているのか?そもそもブランド名に起因するものなのか?
 →施策やブランド・商品が失敗しているのではなく、そもそも市場がすぼまっているのではないのか?
  (であれば、打開策はブランド名を変えることでないよねーという原点回帰的な。)
  • 本当に解決すべき問題を捉えたら、建設的な解の出し方しようぜ!てことだと思いました。(小並感)
時間で働くのではなく、質で働こう。仕事は根性でするな、時間で働くな。
必要なアウトプット以外は全力でそぎ落とす。上手に手を抜く。
中途半端でインパクトのないことならしない方がよい。
理解とは「既知の情報である二つ以上が繋がったこと」をいう
これは単に本文中の言葉でせ、せやな…!て思ったので書き留め。


【蛇足】

すっごい個人的にはね、あれを思い出しましたよ。
私、棋士の羽生善治さんの著書すごいすきなんですけど、その中の「決断力」の一説を彷彿しましたね。
羽生 善治
角川書店
2005-07




「知っている」から「理解する」へ
「分かる」ではなく「出来る」へ
知識から知恵に昇華する
確か上記のような文言あるいは意味合いのくだりがあったはず。

ただ今回の書籍に関しては、
そうだね、そう思います。…さてどうやって実現しよう…ってなりがちだと思うので
行動するなら意識的に行動すること。
本を読んでも無意識に行動してると何の肥やしにもならないですからね。
だから、さっき羽生さんの話で出した、「知っている」から「理解する」へ、「わかる」から「できる」にしていかなきゃ意味ないわけですよ。
知識が知識のままじゃ何も生まない。知識から知恵に昇華して、知恵としてアクションに生かさねばならない。


そんなことを考えた本でした。

アグリゲーター 知られざる職種 5年後に主役になる働き方

ちょっとした書籍をば。
アグリゲーター 知られざる職種 5年後に主役になる働き方
柴沼俊一
日経BP社
2013-09-20


えーっと、まとめると
  • イノベーション
  • コラボレーション
  • モチベーション
この三点とても大切ですよ、という内容。(ザックリ)

~ションって大事だよね。(違)

今の情報社会でキュレーションはしなきゃいけないし。
見るだけ読むだけ聞くだけでも駄目だから、モーションもアクションも勿論大事だ。
そんで、人と関わるならエモーションは忘れちゃいけんし、リレーションは大事にしなきゃダメだしな。
現状でじっとしてても変わらないし不満はたまるから、アクティベーションしなきゃだし
とはいえ今ある素晴らしさはブリザベーションして、かつオブザベーションすべきなんでしょうね。ぁ、その場合リノベーションは勿論しなきゃですよ。
新しい動きや先を想定してリザベーションしなきゃだし、
いろんなトラブルは起こるもんなのでメディエーションって必要ですし、
一人で戦うにも限界を感じたらアソシエーションっていい意味を持つし。

活動的なことや良い試みはラジエーション的に広めるべきだし、
その上ではきっと組織の中で動くなら
イニシエーションって人にとってきっと形式だけじゃなくて精神的にも必要なことだと思うわけです。

ま、発言するのは大事だけど自分ばっかの考えで話してても伝わらなきゃ話す意味がないので
ちゃんとパンクチュエーション考えて、相手の表情見て「伝わりやすい」伝え方をしなきゃいけない。
そこには人のエバリュエーションもついてくるし、逆にしなきゃいけない場合もあると思う。
やってることや考えにはバリエーションを持たせてクリエーションしなきゃみんな飽きちゃうし、
レクリエーションもしないと疲弊しちゃうよね。だからバケーションも大事。
とはいえ崩れたら病院に行けばいいや、じゃなくて
セルフメディケーションで日々を生きてなきゃ大変だよね。
そんで自分のやりたいことを実現するのに駆け引きとか交渉とかが必要になったら
隠し味でもいんだけど、たまにはミスティフィケーションも魔法みたいに使えると強いですねー。


って、こんな言葉遊びしてたら西尾維新みたいだな(笑)
でも言葉を使いたいから言ってるわけでなく、私はそう思いますよ。


一応、和訳(直訳)しときます。色々。(いろんなトコからの引用だったりするんですが)

  • イノベーション -新機軸。革新。
  • コラボレーション -異なる分野の人や団体が協力して制作すること。共同制作。共同事業。
  • モチベーション -動機づけ。やる気。
  • キュレーション -収集した情報を分類し、つなぎ合わせて新しい価値を持たせて共有すること。
  • モーション -動作。動き。
  • アクション -行動。
  • エモーション -感情。感動。
  • リレーション -関係。関連。
  • アクティベーション -活性化。機能の有効化。
  • コンサベーション/ブリザベーション -保存。保全。保護。
  • オブザベーション -監視。観察。
  • リザベーション -予約。留保。
  • リノベーション -改善。修理。修復。
  • メディエーション -仲介。仲裁。調停。
  • アソシエーション -共通の目的・関心を持つ人々が、自発的に作る集団・組織。連合。
  • ラジエーション -放射線。放射形。放射。
  • イニシエーション -ある集団・会社で正式な成員として承認されること。またその手続きや儀式。
  • パンクチュエーション -句読点。句読法。
  • エバリュエーション -評価。算定。
  • バリエーション -物事の変化。変型。変種。
  • クリエーション -想像。創作。
  • レクリエーション -仕事・勉学などの肉体的・精神的疲労をいやし、元気を回復するために休養をとったり娯楽を行ったりすること。
  • バケーション -長い休暇。バカンス。
  • セルフメディケーション -自己治療。
  • ミスティフィケーション -人を煙にまくこと。また、神秘家。
…と言い出したらキリないっすね。


なんの話でしたっけ、そうそう
アグリゲーターって本の「つまり」ってのを書きとめとくか、ってのと。
表紙がなんかカッケェっていう。。。
(同僚がジャケ買いしそうとか言っててなんか違うだろって思ったけど)

そんなこんなでした。fin(←これ、フィンじゃなくてファンって読むらしいですよ)

バズってるの、いいよね(バズ・マーケティング)

広告だろうが宣伝だろうが、面白ければ勝手に読まれてバズる 
↑これ面白かったんですよね。記事がっていうか、キュレーションされてるモノが。

そいや「バズる」ってフツーに使って伝わるんですね。(業界人以外だと難しいもの??)
「バズる」って多分「バズ・マーケティング」あたりが由来ですかね?
バズる、の認識って↓こんな感じですよね?ね?
・流行している
・話題になっている
・炎上している
・噂になっている

ぁ、そうだわ。そうらしいっす。↑上の認識でいいみたいです。(http://moto-neta.com/net/buzzru/


個人的に最近のマイバズは~(こんな言葉の使い方すんのかね?)
  • 佐川男子
  • RootsのCM(パスタのやつ)
佐川の話
佐川急便は、まぁアグレッシブな配達の仕方は好感が持てるよね、うん。
(ホントすいませんクロネコさんユーザなもので人の見てる分には楽しいんですよ)
まぁ結局使わないから、佐川なんて2chでスレたってる時くらいしか話題に上がらないわけですよ。
でもまぁ、そんなね、佐川スキ!とかってないんだけど
佐川のマーケティングは嫌いじゃないわ」って思わず言っちゃうくらいにはスキだわ。
 
 佐 川 男 子
なんぞそれって感じですが、本屋さんで佐川男子の写真集見て佐川はどこへ向かってるんだ?!と思ったものの、話題性はあるよね、ホント。
興味なかった私がブログに書くくらいには。FBで拡散しちゃうくらいには。(したのかよ)
佐川男子のガチャポン見てちょっとやりたいじゃん…とかためらうくらいには(結局やってません) 
佐川男子のダンスPVとか何やってんだよ…とか思いながらちゃっかり全部見たしね。

設立間もないライフネット生命がバズ・マーケティングで
色んなとこで話題になって自然と頭にしみついてて
意外と「前からある保険じゃん?」みたいに思われてるのも、うまいよね。マジうまい。
2008年創業とかですよ、まだ開業6年とかですよ?驚きじゃないですか?
ライフネット生命ってすんなり頭や耳に入ってくる企業名ですよね、マーケティングすげー。
 
そんなかんじで、「佐川男子」のマーケティングがまじマイブーム的なね。十分バズってるよね、アレ。 



んで、もひとつ。
Rootsの広報
RootsのパスタのCM↓がヤバい。

何がヤバいって、とりあえず一回見てみて。いや、マジで。
(どーせTV見ない私は2chのスレ立ってるの見て知っただけですけど。どーせ後乗りですよ。)
でも前からRootsのシュール?なキャッチコピーとか大好きですけど。
電車でめっちゃ貼ってる広告見て「なんやコレいいな」つって公式サイト見に行っちゃったよ。
なんなら会社のPCのスクリーンセイバーは今も「それでも前を向く」シリーズの壁紙画像ですけど。

こういうバズり方ってO2Oマーケティングなのかね?(え?違う?の???)
Online to Offlineのことね、O2Oって。
O2Oって、まぁ基本は(どっちでも売上になりゃいいんだけど)
オンライン(サイトとかSNSとか)からオフライン(実店舗とか)へ」ってことなんだけど。
Rootsの場合は私は完全に、オフライン→オンラインだったな。
リアル広告→サイトコンテンツね(なお、未だ商品は購入していない模様)。

でも、まだ商品購入してないとはいえ「Roots(のCM・広告)っていいよなぁ~」て頭にあれば
コーヒー飲むか、ってなって「別に好きなブランドとかないんだけど」って迷ったタイミングで
「じゃぁRootsにするか」ってなるんだよね。それがマーケティングなんだよな。
まぁ、何度も言うけど、まだ商品購入してないんですけどね?(だから買えよ)

もうマーケティングってなんなんだろね。マーケティング部に所属する身でなんですが、
マーケティングって言葉自体がバズワードみたいなもんだからね。
(なんだこの括り) 

記事に埋め込まれてるFB「いいね!」は押された数だけじゃなくて、シェアされた先でコメントが付いただけでもカウントされる、…とか知ってたし!べ、別に知ってたし!(必死)

今更ネタ第二稿。
シェア
---------------------------------------------------------------------------------------------- 
今やツイッター、フェイスブックなど様々なSNSが当たり前のように使われちゃってますよね。
(mixiが日本では先駆けだった気もするけど今やゲームの方でフィーバーしちゃってるわけですが)

そんな「当たり前」があらゆる記事やサイトにシレッとリアクションとしておかれるようになってますよね。
↓こんなのこんなの。
---------------------------------------------------------------- 
キャプチャ
----------------------------------------------------------------
で、ですよ。
この「いいね!」の数字が、押された回数を表示してるわけじゃないって知ってました?
私、恥ずかしながら最近まで知らなかったんですよ。

この「いいね!」は、
・「いいね!」を押された回数
・シェアされた回数
・シェアされた記事に「いいね!」が押された回数
・シェアされた記事にコメントがついた回数
…という拡散された先のリアクションも追っかけて
元ネタの「いいね!」にカウントされている!ようです。

まぁ、ある意味ロジック的には理解できる話ではあるんですけどね。
記事やサイトに関してリアクションをした回数を数えているわけですから。
・「いいね!」を押された回数
 →物理的な「押された」回数
・シェアされた回数
 →「いいね!」と思われている(はずだ)という回数
・シェアされた記事に「いいね!」が押された回数
 →「いいね!」と思って記事に共感し拡散している(はずだ)という回数
・シェアされた記事にコメントがついた回数
 →記事に対して「いいね!」という感情を持ってコメントしている(はずだ)という回数


とはいえ内包されているカウントに関して「正確性があるか?ホントにイイネと思っているのか?内容を理解しているのか?」っていうと違うわけです。
実際元ネタの記事を読まずに
「Aちゃんが投稿してるからとりあえずイイネしとこう」とか
「よう、メシいこーぜ」(←記事に触れずにメッセのためだけの書き込み)とか
アクションの中身と関係なくカウントされているってことです。
まぁ、何度も言うけど、ロジック的にはリアクションの回数を数えてるわけだから間違ってないんですが。
心情的には、そうじゃなくね?とかも思うよね。思うんですよ。

まぁ、どう思うかは別として。
そういうカウントをしているんだそうですよ、っていう。



参考URL
http://mylifeyourlife.net/2013/02/what-is-facebook-like-number/

タッチパネルの仕組み


ここ数年で、一気にデバイス関連が伸びてきた印象…
みんなが手に持っているのはスマホ、タブレット、そして最近はウェアラブルデバイスがめきめきと。
「当たり前」って数年で変わってしまうんですね。
と思っていたところで、ふと復習をば。
日本では2010年くらいからですかね、スマートフォンの取り扱いは。(ぇ、多分ね、それくらいですよね?)

タッチパネルが当たり前になってきてるけど、
タッチパネルってどういう原理でどんな仕組みで動いてるの?ってとこです。

少しばかり読んで代表的なとこだけ以下簡単にまとめてみた。
代表的なタッチパネルの「感知」の仕組みは大きく二つ。

①物理的な指先の押す等の圧力での感知
②指先の静電気を感知

以下ちょこっと説明的な。


①抵抗膜方式(アナログ抵抗膜方式)

指やペンで画面を押した物理的な力で、絶縁されている電極同士を接触させて入力信号とさせる。

<横から見た図>
   指
   ↓
---------------------電極(タッチパネル画面)電極
絶縁
---------------------電極(本体部分)電極


②静電容量方式(アナログ容量結合方式)
いわゆる「静電気を感知させている」という表現の方。
指で触れた箇所には静電気が発生しており、その静電気をデバイス側で感知し「どこに触れているか」を認識して、入力信号として読み込む。
※つまり、静電気が感知されていれば入力信号と認識するので、物理的には触れていなくても操作ができる。
尚その感知の仕方としては二通りある。
 
【表面型静電容量方式】
 正方形のタッチパネルがあったとして、その4隅に電極が埋め込まれており、
 指で触れた(静電気の発生した)箇所の座標を特定して入力信号とする形式。
 
<上から見た図>
 ↓       ↓
 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |        |
 |________|
 ↑       ↑
 電極
 
 
【投影型静電容量方式】
 タッチパネル全体に電極を配置しているイメージなので、触った箇所をダイレクトに読み込む。
<横から見た図>
    指
    ↓静電気
 -------------------←外のパネル
 □□□■□□□□□←電極が並んでいる
 -------------------←内側
 触った箇所がダイレクトに静電気を感知





そんな感じでした。
参考URLは以下ですよ~
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1009/27/news004.html
http://ednjapan.com/edn/articles/1206/20/news087.html
http://www.dmccoltd.com/structure/
http://www.eizo.co.jp/eizolibrary/other/itmedia02_08/
今更感もあるので参考記事は探したらたくさん出てきますね~
そんな復習でした。
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