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メーカー広報の狗が壁にぶち当たりながら徒然なるままに書き綴る。 //神戸(芸大)→東京(Webマーケもどき)→神戸(メーカー広報の狗)

2014年12月

「サンタさんはいるんだよ」の話

ブログネタ
サンタクロースにまつわる思い出は? に参加中!
クリスマスが近付いてきました。私の東京→関西への引越しも近付いてきました。
私はキリスト教でもないし、聖ニコラスのこともよく知りません。
金貨を投げ入れる煙突もないし、その金貨が偶然入る靴下もうちには吊るしてない。
サンタの赤い服はコカコーラの戦略だとかも知ったこっちゃありません。
だけど、サンタはいるんだと思う。だってその方がなんか楽しいじゃん。

前に何かで読んだ「サンタはいるんだよ、形を変えて。」みたいな話を思い出した。ので、うろ覚えで季節的なエントリーをしようかと。

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サンタは、いる。
ただ、昔の「サンタさんがオモチャ工場でオモチャを作って、袋詰めして、空飛ぶトナカイとソリに乗って、煙突から入って枕元の靴下にそっとプレゼントを置く」というスタイルではなくなった。

現代の子供たちの欲しがるものが"市販品"になってしまったから。
煙突の代わりにセコムやセキュリティが備わっているから。
高層ビルが空飛ぶトナカイの邪魔をしてしまっているから。

サンタさんは、市販品を作れない。だって市販品は企業がつくるもの。
ファイナルファンタジーのゲームが欲しい、といわれてもサンタはFF作れないし。版権物は権利が云々大人の事情が。とか。

だから、

サンタさんの代わりに企業が”子供の欲しいもの”を作る。
サンタさんの代わりに運送業者が子供達の家に届ける。
一人のサンタが今までこなしてきたことを、
みんなで役割分担して”サンタの仕事”をこなしている。
サンタさんも、サンタさん代行の企業や大人たちも、
子供の笑顔や幸せを願っているという点ではなにも乖離なく枕元にプレゼントを届けている。

じゃぁこのシステムが”サンタクロース"なんじゃないのって。
じゃぁサンタはいるんじゃないのって。
赤い服を着て髭を蓄え大きな袋を背負う笑顔の素敵な老人が一人なのではなく
子供の笑顔を望む多くの人が叶えるその仕組みが”サンタさん”なのね。なんて。


私は小学一年生の頃、入院していてベットの上でクリスマスを迎えることになっていたのだけど。
入院中家族もほぼお見舞いには来なかったし、うちがキリスト教じゃないことを差し引いても
クリスマスを大してイベントとして捉えていなかった。 別段それを悲しいとも思わなかった気もする。
大きなプレゼントもなかったけど、祖母がお見舞いに来てくれたのが
たまたまクリスマスというイベントの日だったというだけだけど、
おばあちゃんが笑って名前呼んでくれるだけで私はすごくすごく嬉しかったなぁ。
なんだか私はその"出来事"がクリスマスプレゼントだったのかなぁなんて思って。
だったら私にとってのサンタやクリスマスは、
赤服の老人でも高価なオモチャをもらえる日である必要もなかった。 
だから、"子供を笑顔にする"ということがサンタの目的であるなら
実行者やプレゼントは形式ばったキャラクターじゃなくてもいいんじゃないかなって。


うーん、、、「この仕組みがサンタだ!」てのは強引というか寧ろ夢がないんだろうか。
でも「ここにいるみんながサンタなんだよ」 は正直わるくないと思っているというか。
キャラクターとしてのサンタクロースは存分に経済を回してくれるので必要なのですが。

もちゃもちゃしたけど、「サンタクロースはいる」。
これでいいんじゃないかと。
時代に合わせて物事や仕組みは変わってくけど、望むものが変わらず想われ続けるのはいいよなぁ。 


あ、ケーキ食べたいね。糖分必要よね、うん。over.

【書籍】OPEN INNOVATION ハーバード流イノベーション戦略の全て

ブログネタ
イノベーション に参加中!
はい、今回もイノベーションパターンを模索する輪読会での一冊。
基本的には、要約ではなく抜粋であります。はい、サクッとね。



OPEN INNOVATION ハーバード流イノベーション戦略の全て
著:Henry Chesbrough/訳:大前 恵一朗
初版:2004年10月28日

本書は、イノベーションのプロセス、すなわち、いかにしてテクノロジーを活用し発展させることにより新たな製品・サービスを想像するか、について研究した書物である。

大枠
・オープン・イノベーションの重要性・時代の流れを説明(ハードデータありきの説明)
・テクノロジーの活用の重要性
・企業においてのイノベーションを書いているためイノベーションパターンというよりビジネスモデルやマネジメントの話は多め(数社の事例を元に)
 ≒イノベーションを商品化した後の戦略話
・イノベーションを起こすために環境を整えようの話(オープンイノベーションの推奨)

個人的まとめ:オープンイノベーション大事だよ!自分の環境振り返ってね!

◯前段要約
・イノベーションとは、発明をマーケットに出すこと。(イノベーションと発明は別物)
・イノベーションを起こすためには革新的なビジネスモデルが必要である。
・「イノベーションのパラダイムシフト」の時代である。
(クローズド・イノベーション → オープン・イノベーション)
クローズドには限界が見えてきた→オープンに複合的に組み合わることが必要だ

p64
◯新たなイノベーション手法
従来クローズドな研究開発・社内環境であったが、今後は以下のようにあるべきだ。
・社外の知識を見つけ、理解し、選別する。
・社外の知識ではかけている部分を社内で開発する。
・社内と社外の知識を統合し、新たなシステムを創造する。
・社内で有効に活用できない研究成果を社外に出し利益を得る。
 研究には時間がかかるので、ビジネスに必要な知識がタイムリーに生み出されるとは限らない。 〜中略〜
新たなイノベーション手法においては、ビジネスに必要な知識には、社内、社外を問わずアクセスすべきである。

◯新たなテクノロジーを発達させる秘訣
1.できるだけ多くの可能性を追求し、できだけ安いコストで、迅速なフィードバックを求める
2.最終的なマーケットに近いマーケットを見つけ、できるだけ早期に成功すること
※詳細で完璧で慎重な計画を立てるのではなく、最初の週数の調査から得られる情報に迅速対応する。

p72
◯ビジネスの構造をつくる
企業のイノベーションにとって重要なことは、イノベーションによりどこで価値を創造し利益を獲得するかである。

p189
◯イノベーションロードマップの作成
・現在のビジネスのギャップを埋める(計画を明確に立てることで欠けているものが浮き彫りになる)
・現在のビジネスの盲点を埋める
・社外のテクノロジーを社外の専門家により評価する
・社外のテクノロジーのライセンス取得
・ニーズを満たすためのベンチャー投資
p190
社外のアイデアやテクノロジーの評価:
科学者によるアドバイザリー委員会を設置するのも一つの方法である。委員会において、将来のロードマップとビジネスモデルを議論してもらい、あなたの企業の将来のトレンドや収益機会を明らかにし、あなたの見解に委員会が同意するかどうか試すと良い。〜中略〜より強力で、リスクが低く、安価な歩法を提案してくれるかもしれない。




over,



【書籍】コピーキャット ―模倣者こそがイノベーションを起こす

今回は「要約」というより「書き留め」であり、
個人的に重要そうとフラグを立てた箇所の「抜粋」。


コピーキャット―模倣者こそがイノベーションを起こす
オーデッド シェンカー
東洋経済新報社
2013-02


コピーキャット ―模倣者こそがイノベーションを起こす
<全体まとめ>
イノベーションを起こすためにイミテーション(模倣)は必要。
が、模倣にも戦略が必要で、うまくビジネスとして模倣する難しさは模倣+αして複合的することで新しいものを生み出す。
「イノベーションや模倣は単純な物ではなく、いろんな類型があり、それらが複雑に組み合わさって製品などは生み出されるのだ」みたいな。
 
<内容アプローチ>
・統計的データはほぼ入っていない、企業の模倣エピソードは含まれる(が著者の思考が入りすぎかも?)
・感覚としては、破壊的イノベーションでなく段階的イノベーションの話で、模倣の多様な話(真似るための分析等)はでるものの、やはり模倣の域を出ない感が拭えない。

--------------------------------------<以下、抜粋メイン> ----------------------------------------

P117 
模倣のパターンは3つ
頻度ベースの模倣
ある集団(一番多いのは同じ産業に属する企業群)の間で最も広く行われている行動を真似ること。
属性ベースの模倣
自分に一番よく似ている企業を模倣すること。
(例えば規模が同じ企業や参入している市場空間が同じである企業の行動に追随すること)
結果ベースの模倣
良い結果を生んでいるように見えるものを模倣すること。


P158
どのように模倣するか
どのように模倣するかという問題は、模倣ターゲットを特定し、特定した模倣対象を分析し、適応させ、模倣を実践していくパターン・プロセス・順序と関係してくる。


P159
対応付けの問題
模倣を成功させるには、模倣のターゲットを正しく変換して、原型に観察される望ましい結果をもたらすコピーを作り出す必要がある。


P123
情報を探索し、標定し、選択する(正確に狙いを定める)
イノベーションを起こすための環境を綿密にチェックし、詳しく調べることは、商業的な成功を収めるための必要条件である。
・体系的に探索する
・標定と選択
 標定は、多種多様な模倣候補の中から、非常に有望なターゲットを見極める能力である。
 →好奇心の強い人材が必要不可欠だ。


P128
対象の脈絡を理解し、自らに適用する(模倣を脈絡に落とし込む)
→そのためには、環境の外部性や特異性といった戦略用語を捨て去らなければいけない。
複雑な世界を端的に単純化するようなことをしてはならない。
環境の複雑さを理解する方法を身につけるとともに、対応付けの問題を解決する分析のスキルを磨くべきである。


P150
ただ模倣しても意味がなく「どこの、誰の、何を、いつ、どのようにして」模倣するか、が戦略である。
タイミングは3つある。
ファストセカンド(迅速な二番手)
パイオニアのすぐ後に続く
ー カム・フロム・ビハインド(後発追撃者)
強力な差別化要因を作って最初の模倣者の後を追う後発的参入
ー パイオニアインポーター(先駆者的移植者)
別の時期に、別の国、別の産業、異なる製品市場などの別の領域に最初に参入する


--------------------------------------<ココまで> ----------------------------------------

書籍自体にも前段として、それとなく書かれてるけど
「コピー」というのは批判されがちで「バッタもん」「パクり」と冷めた声があがるが
完全なオリジナルというのはもう不可能なほど物やアイデアは溢れかえった世の中になってしまっている。
だからこそ今、あえて模倣することの大事さを伝えよう。という。

…とはいえ、書籍内の表現は割と著者の思考に収束させたがっている印象で
「つまり世の中の全ては模倣により生み出されている!あれもこれもパクりなんだよ!」と読み取れて…
そこまでいうともう定義がわからん状態である。(思考停止)(とまぁこれは言い過ぎだけど)

 

日本科学未来館の感想とか

ブログネタ
地球温暖化について に参加中!
日本科学未来館いってきました。
想定してたより俄然、面白かった。いろんな意味で。思わずエントリーしたくなるくらい。
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「〜館」ってもっと子供向けのものだと思っていたら、結構ごつい内容を取り扱っていました。

◯全体的なアレ。
・日本科学未来館は、「対話を通して色々な人が知恵を出しあって、地球規模課題(地球温暖化とか)を解決していこうという意味合い」で国の政策によって運営されている。
・フロアスタッフは研究・技術系の院卒であったりアカデミック出身。
→ つまり質問すれば結構ちゃんとした解答が期待できる。
(館内バイトとかではなく国に雇われてる系の人たちで、3年ほどは未来館で修行?を積むそうです)
・はやぶさ2がHOTな話題だからか結構押してる
・展示内容は意外と専門的。
私が多少情報持ってて理解がギリギリできた。一緒に行ったそこそこ頭いいはずの連れはコーナーによって理解が追いつかない、とのこと。
→ コーナーや場所によって、ターゲットユーザ誰?という表現のバラつきはきになりましたが。
中学生でもわかるキャッチーな表現をしていたり、これ大人でも結構キビしいぞ、という感じだったり

・個人的に仲良くなったスタッフさんとトークが白熱して連れとはぐれたけど超たのしかった。
(おかげでイベント時しか見れない展示品をこっそり見せてもらってしまった^ω^)

◯<常設展>←一般入場券
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私がいった日程・時間では、
「ASIMOは非公開」「企画展入場券販売終了」でしたので、一般入場券で観れるのは
3F(宇宙・環境とか)と5F(ロボティクス・情報科学・デジタル表現とか)だけでしたが十分頭使いましたです。
※今回の企画展はプロジェクトマッピング


◯展示会場:一部写真
  • 5F(宇宙・海底・異常気象・素子…分野)

・地震コーナー(地震の測定とか予測とか諸々)
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・深海底・未知の空間のコーナー
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22

・環境問題コーナー
バイオ技術とか、二酸化炭素削減とか、エネルギー問題とか、環境保全とか
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  • 3F(色んな未来技術・課題の展示、ロボティクス・アンドロイド、デジタル表現・3D、情報科学…)
・最新技術的な。
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・HONDA:UNI-CUB(イベント時間じゃないのに見せてもらえた)
HONDAの最新製品でまだ価格も決まっていない模様。
コントローラなしで体重移動でハンズフリー操作。
コンセプト的には健常者の移動を楽にする、ということらしい。
利用者の体重によりけりだが平均成人男性で利用可能時間5時間くらいらしい。

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・食料問題へのスポット
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・デジタル表現コーナー。(VR技術・3D技術とか)
12/5(金)に東大で行われたシンポジウムJST2012〜2014シンポジウム「情報学による未来社会のデザイン」第3回「人間力・社会力を強化する情報技術」で発表されていた舘さんの技術コーナーがありました。
(シンポジウムで宣伝してたのを見たから、知ってて行ったんだけど。)
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◯スタッフさんと仲良くなった話
5Fの宇宙・素子コーナーでスタッフさんと仲良くなりました。
ぶっちゃけ未来館も面白かったけど、この人との話がかなり面白かった。
展示内容を見ながら理解に頭を走らせてると声をかけてくださって「何か質問ありますか?」と言われたので、色々質問してみたらずいぶん専門的な返しが的確に返ってきて、ただのバイトさん的なのじゃないの?みたいなところから
色んな話題に飛び火して(主に未来技術とか地球の課題とかそのスタッフさんの研究分野の話題)盛り上がって仲良くなってしまった。

★大体話した内容は以下。
・日本科学未来館のフロアスタッフは研究・技術系のバックボーンのある人が務める
(1年目はフロアスタッフで専門知識ありきでお客様対応、2年目は技術・研究分野と企業との連携企画やプロジェクトに参加、3年目はそれぞれらしい)
・未来館のコンセプトって結構ごつくて、対話を通して色々な人が知恵を出しあって、地球規模課題(地球温暖化とか)を解決していこうという意味合いで作られてる
・そのスタッフさんの研究分野:体内時計・細胞科学
 → 睡眠導入の話題に飛び火した時
「睡眠薬」と「体内時計・ホルモンバランスによる睡眠促進」はアプローチが全然違う
睡眠薬:強制睡眠のため質の良し悪しは担保されず、PCでいう強制終了だから身体によくない
体内時計操作:細胞に対してアプローチし睡眠導入を「自然に」行うため健康状態を回復させることが研究されている
脳波コントロールは?:今現在研究が進んでいるがアプローチとして上記2つとの状態の変化はスタッフさんがちょっと把握してなかったみたい
・スタッフさんの経歴:
…経済科学(市場予測とかビッグデータあたりをしてたらしい)
→生命科学(細胞とかホルモンとか医療寄りのこと)
→院卒で就職、"未来政策"的な国のプロジェクトによって日本科学未来館で勤務。
・スタッフさん個人の専門分野以外も未来館のカバーする範囲は一通り勉強するみたい。

後日談:
トークに白熱してたら「寧ろあなた何してる人ですか」的な質問が繰り出されたので
その時わたしこんなことしてますーて名刺交換したら当日中(というか別れた直後くらい?)にお礼メールがきて、
「お客さんとこんなにフラットに盛り上がってインパクトあったの初めてです!もっと研究・技術のお話しましょう!」的な流れになって今度飯でも行きましょうってなった。←今ココ
やっぱ研究熱心なんだな、そういう話になると生き生きして話してるの聞いてると勉強になるしワクワクするわぁ。
メールのやり取り中に、未来館内でトークしたいくつかの論文すでにチェックしたとか言ってるし。流石だなぁ。
まぁ私が知ってる情報なんて今の業務で関わるあたりだからガチのアカデミックな深い話できねーよ、って予防線張ったけど、、、あの感じ、白熱しそう。w


さて、長くなってきた。
とりあえず楽しかったし、よかったよってことです。はい。
12/5の東大での未来技術系シンポジウムもまとめようと思ったけど気力ねぇや。

over.




 

ラスト一週間を前にして。

今回は珍しく自分語りオンリーでいこうかと。

現在働かせていただいているベンチャー企業もとうとう来週で最終出勤と相成ります。
大学卒業後上京して、3年くらいかな?今年いっぱいで東京から関西へUターン転職します。 

なので、ちょっと上京してからの職歴を振り返ってみよう、的な。
P8050272

東京では色んな人と出会いました。これが一番大きい。



敢えて勢いのままに書こうと思うからきっと長くなる。(確信)
そしてきっと恥ずかしい内容になる。(憶測)
だから、TOPからのリストには見えないように、more read...に、せめて。(逃げ)




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